こんにちは、日韓夫婦のよー(@yosuke_jkfufu)です。
最近「海外移住」や「海外就職」という言葉をよく耳にしませんか。
かくいう私たち夫婦も以前から興味があり、『30代のうちに海外移住する』という人生プランを立てています!
そうは言いつつも、今は漠然と海外で住んでみたいなー、といった程度でどの国へ行くかすら決まっていません!笑
まず、海外移住にあたって考えないといけないこととして、「仕事」があると思います。
正直FIREして、悠々自適に暮らせれば良いのですが、そこまでの資産はないので海外移住先でも何かしら働く必要があります。
そこで、海外就職のオンラインセミナーを見つけ、試しに参加してみました。「インドネシアでの就職・求人」がテーマで、興味深い点もあったので備忘録として残しておこうと思います。
私たち夫婦の海外移住計画の備忘録なので興味ないかもしれませんが、もし海外就職や東南アジア・インドネシアでの就職に興味ある方は、へえーという程度に見ていただければと思います!w
東南アジア・インドネシアでの就職・求人状況【2022年最新】
まずインドネシアにおける求人状況について、
2022年9月現在のインドネシアの求人数はすでにコロナ前同等の水準まで回復しているとのこと。
もうコロナの影響はほとんどなく、今から始めても結構チャンスがありそうですね!
インドネシアで働く上での言語は、「英語」が80%近くを占め、「インドネシア語」は特段求められないそうです。
また、英語に関しても、TOEICで言うと「500~600点」ほどということで求められる英語力もそれほど高くないみたいです。
なので、まだ英語に自信がないけど、海外就職してみたいと考えている方にとって、インドネシアは良い選択肢かもしれないですね!
- 求人数はすでにコロナ前同等の水準まで回復。
- 使用言語は「英語」がメインだが、高い英語力はそれほど求められない。
- 欧米への海外就職のファーストステップとして、インドネシア就職はアリ。
職種別の求人状況【給与・年齢層・待遇】
続いて、職種別の求人状況ですが、主に「営業職」、「バックオフィス職」、「技術職」があるそうです。
営業職の求人状況
営業職の求人給与提示額(最低)の割合はおおまかに以下とのこと。
20万円未満:5%
20万円以上25万円未満:30%
25万円以上30万円未満:20%
30万円以上35万円未満:15%
35万円以上40万円未満:15%
40万円以上:15%
経験や実績により提示額にバラツキがあるようですが、こう見ると、日本とそれほど変わらない給与にみえますね。
物価の違いを考慮すれば、給与面はなかなか良い印象です。
給与以外には、年齢層では30代が一番人気であり、性別による需要の差はほとんどないとのこと。
さらに、営業経験がなくてもOKの求人も結構あるそうなので、新卒で海外に就職に挑戦したいと思っている若い方にとってもチャンスがありますね!
- 全体的な給与は日本とも遜色なし。
- 営業経験がなくても営業職につける可能性が高く、新卒の方や職種を変えたいと思ってる方にもチャンスあり。
バックオフィス職の求人状況
バックオフィス職とは、主に「会計・経理・税務」、「総務・庶務」、「営業事務・貿易事務・購買」です。
求人の割合としては、「会計・経理・税務」45%、「総務・庶務」30%、「営業事務・貿易事務・購買」25%。
会計・経理・税務
概要:簡単な経理補助から責任者など幅広い、常に求人あり
給与:約30万円~80万円
年齢層は30代半ば以上が多く、英語が重視される。
特に「会計・経理・税務」は、経験や実績に応じてしっかり給与がもらえるようなので経験者にとってはメリットがありそうです。
一方で、新卒や経験の浅い方向けにも一定数の求人はあるとのこと。
総務・庶務
概要:長期勤務する傾向にあり、空きポジションは出にくい。
インドネシア人への切り替え傾向。
給与:約15万円~25万円
総務や秘書系は、20代からが多く、インドネシア語が重視される傾向にあるようです。
このあたりはわざわざ高い給与を払って外国人を雇うメリットは薄いということなのでしょうか。
営業事務・貿易事務・購買
概要:他の職種との兼任が多い。
インドネシア人への切り替え傾向。
給与:約20万円~30万円
こちらも「総務・庶務」と同様で、これからはインドネシア人へ切り替えていっているみたいです。
今後も求人が少なくなる傾向にありそうですね。
- 年齢層は幅広く20代~40代
- インドネシア人への切り替え傾向があり、求人は減少する可能性が高い
技術職の求人状況
技術職は、語学力不問の求人が多く、かつ、40代以上の求人が多く、給与相場も約40万円~70万円と高い。
応募者が少なく、コロナ以降もニーズは継続して高い職種となっているとのこと。
- 経験・実績のある技術者の方は、引く手数多で好待遇を得られる可能性が高い。
- 語学力も不問のため、働く環境としては非常に良い。
就労ビザ取得の難易度は?
海外就職において、非常に重要になってくるのが就労ビザの問題。
就職先が決まったとしても就労ビザが下りないケースがあるらしく、その場合、内定も取り消しとなるそう😢
そのため、就労ビザの取得のしやすさが重要となるが、インドネシアは世界でも就労ビザを取得しやすい国とのこと。
主に以下を満たしていれば取得が可能。
専門学校・短大・大学卒業資格(高卒でも可能な場合あり)
ちなみにシンガポールの場合、「月額固定給与が4,500ドル(約60万円)以上」などの厳しい条件があります!
- インドネシアは他の国と比べて就労ビザが取得しやすい国である。
- 就労ビザの取得は、就職先に内定をもらう以上に重要。
生活面(住宅・家賃や物価)について
住宅について
住宅については主に「マンション」と「コス」と呼ばれるシェアハウスがあります。
マンション(タワーマンション)
家賃は30~80㎡(1~3ベッドルーム)の部屋で、月5~20万円程度。
半年もしくは1年契約が必須で前払いとなるそう。そのため、マンションに住む場合はある程度お金を貯めた上で来る必要がありますね。
メリットとしては、家具やプール、ジム完備であること。
コス(Kost)
家賃は20~30㎡(ワンルーム)の部屋で、月3~5万円程度。
学生や単身者向けの家具付きシェアハウスで、月契約。キッチンやシャワーは共同。
メリットとしては、電気・水道、掃除・洗濯、WIFIが込みであること。
- 家賃は思ったより高く、日本と同等。
- 家族で海外移住する場合は、マンション一択。学生や単身者で、賑やかに生活したい場合はコスが良い。
物価について
物価については、以下のとおり。
- ミネラルウォーター 500ml:40円
- ビール 350ml:160円
- ローカルランチ:200~400円
- タクシー初乗り:50円
- タバコ:150~250円
日本の物価の半分程度でまだまだ物価は安いです!ただ、今後経済成長することを考えると急速に物価も上がっていきそうですね。
まとめ
今回はインドネシアの海外就職・求人の状況について、備忘録のような形でまとめましたのでさっぱりした内容になっています。w
海外移住候補として、海外就職のしやすさや給与・待遇の良さを考えるとインドネシアは選択肢の一つになりそうです!
また、1つ感じたのは、30代以上の求人がある程度を占める一方で、新卒や未経験の方でも求人が多数あり、インドネシアは海外就職のファーストステップとしても、新たな挑戦ができる良い環境であることがわかりました。
なので、30代以上の経験者のみでなく、20代前半で海外就職してみたいと考えている方も、インドネシアへの就職を検討するのも良いかと思います!
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